あとがき

 “これをあなたが読んだなら、その時私はもう在籍していないでしょう。
 これを読んだあなた、どうかシェアードワールドを盛り上げてください。それだけが、私の望みです。”

 ……どうも、シェアードワールド発起人を焚きつけたのーますと申します。
 そして言い出しっぺの法則第二弾。卒業しちゃったけど載せちゃえ的なノリで書きました。ひゃっほい。

 島渡りさんは学園魔術ネタではありますが、こちらは完全に普通な世界という感じで。

 仲津原大学附属高校・中学生の、とあるありふれた日常を書いてみました。
 登校、昼食、下校時の寄り道とオーソドックスに拾いつつ、仲津原の生徒たちが暮らす学校や街の雰囲気が伝わればと。

 せっかくの中高一貫ということで中学生の後輩と高校生の先輩というちょっと変則気味な組み合わせに。
 こういうのもいいよね、という感じで。

 また、本作は時系列的には平成25年1月で、島渡りさんの『非日常』の3ヶ月前になります。
 なので京太と直也は25年度4月時点で2年生、つまり武嶋和美さんと同学年ということに。
 ここらへん絡むことができるかどうか想像が膨らむ感じですが、今回はノータッチで。今後に期待したいですね。誰か書いて。

 ではでは、この作品を通じてこの企画に少しでも興味を抱いてもらえると幸いです。